ヤマハ W20 ボート レストア カスタム #01 船底塗料編1

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ヤマハ W20 ボート レストア カスタム #01 船底塗料編1

 

ついにヤマハ W20のレストア、カスタムが始まりました。

 

YAMAHA  W20は和船タイプで船外機はスズキの4st、25馬力。

ティラーハンドルで操作するタイプです。リモコンハンドルに比べて部品も少なく安価でメンテナンスも楽ですね。

船体もシンプルな作りで中古価格やメンテナンスのし易さ、

カスタムの手軽さなど、初心者からベテランまで人気のボートです。

和船はサイドデッキが低くて海に落ちそうな怖いイメージがありますが、

平底のおかげで意外と安定しているんです。

 

さて、今回のレストア、カスタム、艤装の内容は

●船底塗料の完全な剥離、塗り直し

●ハルの塗装

●デッキの塗装

●ガンネルの張り替え

●シートの作製

などを予定しています。

多少変更になるかもしれませんが…w

こちらのコラムで随時紹介させていただきます。

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まずはボートを陸揚げし高圧洗浄機で船底を洗い、乾燥させます。

高圧洗浄機で海藻やフジツボを落とします。

次に粗目#40~100で船底塗料を削りサンダーで船底塗料を削ります。

(今回の剥離には#60でRYOBIの サンダポリシャを使用しています

これは右舷側ハルをサンダーで削ったところです。

 

 

 

ガレージなど屋内で作業する場合は粉塵に備えて車やバイクなど完全に養生することをおすすめします。

弊社のマスコットカーのシボレーC10もしばらくこの状態ですww

 

こちらのトランサムの画像を見てみると

喫水線よりかなり上の方まで船底塗料が塗られています。

塗料はここまで塗る必要はありません!

見た目も悪くなり、無駄に塗料を使うので勿体ないですね。

この船の喫水線はフジツボのあたりです。

 

これはボトムの画像です。

ボトムにサンダーをかける時は長時間仰向けでの作業になりかなり大変な作業です。

分厚く塗り重ねられた船底塗料は幾重にも重なり凸凹の船底になっていました。

凸凹の船底は滑走時に抵抗が大きく、速力が上がりにくくなり燃費も悪くなります。

何年か毎には完全に剥離し、船底塗料をやり直した方が良いですね。

 

 

船台の部分は機械が入らないので後で船体をズラして作業します。

このサイズはフォークリフトでも簡単に動かせるので作業がやりやすいですね。

 

20ftの小さな船体でも床や壁は粉塵だらけになります。

もちろん作業者はツナギ、防塵マスクやゴーグル、ビニール手袋を装備して完全防備で作業します。

 

屋外に粉塵を飛ばさない為に雨の日に施工しています。この後の掃除はかなり大変です…

 

つづく、、、

 

 

 

まとめ

ヤマハ W20 ボート レストア カスタム #01 船底塗料編1

ヤマハ W20 ボート レストア カスタム #02 船底塗料編2

ヤマハ W20 ボート レストア カスタム #03 ガンネル取り外し編

ヤマハ W20 ボート レストア    カスタム #04 塗装編

ヤマハ W20 ボート レストア    カスタム #05 ガンネル取り付け編

ヤマハ W20 ボート レストア カスタム #06 船底塗料編3

ヤマハ W20 ボート レストア カスタム #07 船底塗料編4

ヤマハ W20 ボート レストア カスタム #08 デザイン編 最終回

 

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